AKG K702 キラキラ系高音寄りの王道ヘッドホン、アニメもゲームも音楽もこれ一本!
ゼンハイザーのプリンちゃんに満足できずヘッドホンの沼にはまってしまった僕ですが、次に購入したのがAKGのK702でした
【国内正規品】AKG セミオープン型ヘッドホン プロフェッショナルモニター K702
- 出版社/メーカー: AKG
- 発売日: 2009/06/01
- メディア: 付属品
- 購入: 3人 クリック: 38回
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調べてみると姉妹機であるK701がけいおん!の秋山澪が使っているヘッドホンということで一時期流行ったとか
K701もK702もついでにQ701も全て姉妹機なので細部は違えど中身はほとんど同じ構造のヘッドホンらしいのですが、細かい部分のデザイン重視でK702を選択しました…ちなみに姉妹機内での最安価格に比べてデザイン代として1万円くらい多く払っています…
K701とQ701が非常に有名な一方でちょっと目立たない地味子ちゃんなK702ですが、音質はほぼ前者と2つと変わらない上に、いまさら紹介するまでもなく高評価されています
というか結論から言ってしまうとHD598でヘッドホンの沼にはまった僕はK702で早くもヘッドホンの沼から脱出したと言っても過言ではないです、それくらい僕にはピッタリのヘッドホンです
僕にとって幸いだったのはこのK702はHD598とほぼ正反対の性格をしたヘッドホンだということでした
価格帯的にほとんど競合し、評価もそれぞれ負けず劣らずのヘッドホン同士がそれぞれ真逆の特徴を持っている
もっと言えばそれぞれを特徴に合わせて使い分けられるので、非常に健全でわかりやすくユーザーフレンドリーと言えますね
このK702の特長ですが、なんといっても美しい中音~高音の表現でしょう
繊細で華やかな高音は他の追随を許さない、文字通り段違いでオンリーワンの次元にあります
加えて広い音場表現が非常に気持ち良く、しかも高音に煌びやかな響きを与えていてもはや敵なし
弦楽器やシンバルの音が非常に上手で、さらに女声ボーカルについてはもっと上手
これらの音響的な性質が最も輝く分野として、アニメやアニソンは間違いなく鉄板です
さらに音楽で雰囲気を作っているRPG系ゲームなんかでも特性が非常に有利に働いていて文句無し
すなわち僕にとって最高の相性のヘッドホンだったというわけです
K702は音の良さについては申し分のないヘッドホンですが、それだけの代償も少しくらいはあります
まずなんと言っても「鳴らしづらい」ということ
能率が低いためスマホに直で挿して聴くなんてことはほぼできません
実際にやってみればわかりますが、一応音が出てはいるもののかなり酷くのっぺりとした音になってしまっていて価格相応の価値は全くありません
「鳴らしづらい」という欠点はヘッドホンアンプを導入すれば解決できますが、全くそういったオーディオ機器に縁のない人が最初にK702を買うというのは値段的にもかなり厳しいと思います…
また、良くも悪くも高音重視の音であり、低音は必要以上にズンドコズンドコ鳴らしたりしません
最近の人気ヘッドホンには低音がかなり強いものも多くありますが、そのような低音重視のヘッドホンが好きだという方はK702を選択肢から除外するべきです
いろいろ不安を煽りましたが、めんどくさいことを総合して一言でまとめると「自分の求める音を探している人が2本目以降に手に取るタイプのヘッドホン」だということです
逆にこいつにたどり着くことさえできればアニメもゲームも音楽もこれ一本で完全に賄えてしまうほどの実力があります
もうすでに音にこだわり始めた人にこそオススメしたいですね!
【国内正規品】AKG セミオープン型ヘッドホン プロフェッショナルモニター K702
- 出版社/メーカー: AKG
- 発売日: 2009/06/01
- メディア: 付属品
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