ガールズ&パンツァー 1〜12話+OVA〜CGを生かした演出とオリジナルを強調する構成に感服
僕「先輩、スター・ウォーズEP7見ました?」
先輩「ガルパンはいいぞ」
というような会話を年末に繰り広げた結果、噂に聞くガルパンを見ようかなと一ヶ月くらい考えていました
しかし見る手段をどうするか…TSUTAYA行くのも面倒だし、PS4で見たいけどまとめ売りされてない、Amazonプライムには登録したくない、バンダイチャンネルはPS4に非対応…
結局ひと月かけて悩んだ結果一番安上がりで他にも恩恵受けられそうなバンダイチャンネルに登録しました
が、思っていたより画質が悪くその点で大きな不満が…音響もしょぼい上に我が相棒MDR-HW700DSを使えないから残念だし…
素直にTSUTAYAに行っておけばよかったかもしれません
とはいえ、ガルパンそのものはとても良いアニメでした
CGを駆使した演出はダイナミックで、手書きにはできないことを追求してあってとても好感が持てました、中でもカメラワークは本当に良い
CG一辺倒ではなく、中割りを多く使いつつ、キャラクターの心情をパンツァーの動きに乗せて、キャラ数の多さと尺の短さをカバーしているのも凄いアイデアです
1クールの中での構成についても、伏線を散りばめつつ各話に山場を設けることを高次元で達成していて、原作に縛られないオリジナルの強みを感じさせられました
総集編も設定紹介としてそれなりの役割を果たしていましたし、スタッフのアイデアと情熱を感じられます
1話なんかは山場を最初に持ってきて回想を使って話を転がしたり、説明台詞の入れ方、中割りの多さなんかはガンダムっぽいな、なんて思いながら見ていました、もちろん良い意味ですよ
11話12話のクオリティはTVアニメレベルを超えてますし(まあこれは当然か)、OVAはさらに凄い
派手な戦車戦とは裏腹に、主人公みほ殿の心情を中心としたキャラクターの描き方は繊細にして流れのバランスをとっているので、疲れることなく内容にのめり込めました
やはり良い画質音質で見なかったことだけが悔やまれますね…こうなったら映画は上映しているうちに見ねば!