真田丸 6話~信繁を取り巻く女性関係が急展開、とはいえ一番の見所はやっぱりラスト5分の昌幸だった…
本能寺の変からの明智光秀の三日天下(実際は十日天下だったか)がまだ続いている真田丸
今回は信繁の姉・松が行方不明になったり、そのことで落ち込んだ信繁を慰めることができたりできなかったりするヒロインたちがいて、大した出来事がなかった割にはいろいろ動いた印象でした
羽柴秀吉と北条氏政・氏直の登場もそれぞれにきっちりキャラを立ててきていてこれからの活躍が気になるところ
特に北条氏政のキャラはちょっとあざといけれども強烈なもので口の端をヒクヒクさせるのがこれほど似合う人物もそうはいないと思います
氏直との親子の対比もあり、北条家も他の大名家に劣らず存在感を示してきましたね…
とはいえやはり今回の一番の見所はラスト5分の昌幸で、大名として独立する宣言はそれまでの「迷走」っぷりもあって痛快に決まっていました
それから気になったのが独立宣言直前に櫓の上での昌幸と信繁のやり取り
妙にベタベタと信繁の顔を触る昌幸がなんだかおかしくてつい笑ってしまいましたが、実のところかなり工夫が凝らされた演出のようで公式HPのインタビューを読んでみると昌幸の実の母親であるばば様の癖でもあるようですね
ばば様だけでなく、信繁の母・薫もよく家族の顔をベタベタと触っているし、そういえば松も家族の顔をベタベタと触っていたし、一つの仕草に着目して家族の仲の良さを丁寧に演出していることがわかります
先週の本能寺の変でも戦に便乗して仏像を盗んでいる火事場泥棒がいたり、真田家を含めて言葉には出さずともやたらと忍者っぽさを醸し出す国衆など、細々としたところにこだわりが感じられるので二度三度と見直しても面白いんですよね
この辺は予算が潤沢で人手がかかっているからこそできることだと思うので視聴者としても見る甲斐があります
予告を見ると来週からは本格的な戦になる様子
機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズでも日常回より戦闘回の方が比較的ワクワクするのと同じ理由で真田丸の戦の回にも期待しています
鎧姿はやはりかっこいい!